悪い噛み合わせの治し方|原因別に改善方法を紹介

悪い噛み合わせの治し方|原因別に改善方法を紹介

噛み合わせの問題は、見過ごされがちながら私たちの生活の質に大きく影響を及ぼすことがあります。

正しい噛み合わせは、食事や会話、そして健康な日常生活の基盤となります。しかし、知らず知らずのうちに取り入れてしまう日常の悪癖が、この大切な噛み合わせを乱してしまうことも。

この記事では、悪い噛み合わせがもたらす具体的な症状や、それを引き起こす可能性のある日常の習慣、そしてその改善方法について詳しく解説します。あなたの健康な毎日のために、一緒に噛み合わせの知識を深めてみませんか?

悪い噛み合わせの治し方

噛み合わせが悪い場合の治し方は5つあります。

  • 咬合治療
  • 補綴治療
  • 矯正治療
  • スプリント療法
  • 生活習慣の改善

噛み合わせが悪くなっている原因によって、治し方は異なります。

正しい治し方で治療をしましょう。

咬合治療

咬合治療とは、歯と歯が正しく接触しないことによって生じる問題を解消するための治療方法です。

人の口の中には上下の歯が存在し、これらが正しく噛み合わせることで食事を摂取したり、発音を行ったりします。

しかし、歯の位置や形状、歯並びに問題があると、正しい噛み合わせができなくなります。

このような状態を「悪い噛み合わせ」と言います。

咬合治療は、この悪い噛み合わせを正すための治療であり、矯正歯科治療や補綴物の調整、歯の削り方の変更など、様々な方法が取り入れられます。

咬合治療をすべき症例

咬合治療を受けるべき症例は多岐にわたります。

例えば、歯の欠損や歯並びの乱れが原因で正しく噛み合わせができない場合、食事の際に食べ物を噛み切るのが困難になることがあります。

また、正しく噛み合わせができないことで顎関節症や筋肉の痛みを引き起こすこともあります。

さらに、歯の摩耗や歯の移動、歯肉の問題など、口腔内のさまざまなトラブルの原因となることも考えられます。

これらの症状を持つ患者さんは、咬合治療を受けることで、症状の改善や将来的な問題の予防が期待できます。

補綴治療

補綴治療とは、歯の欠損や形態の変化、噛み合わせの不具合を補うための治療方法です。

この治療は、クラウン(冠)、ブリッジ、入れ歯などの補綴物を用いて、患者さんの口腔機能を回復・維持することを目的としています。

補綴物は、歯の形や色、大きさを再現することができるため、見た目の美しさを取り戻す効果も期待できます。

また、補綴治療は、噛み合わせの改善だけでなく、咀嚼機能の回復や発音の改善にも寄与します。

補綴治療をすべき症例

補綴治療を受けるべき症例は、主に歯の欠損や大きな虫歯、歯の摩耗や破折がある場合です。

歯の欠損が生じると、隣接する歯や対向する歯が移動してしまうことがあり、これが噛み合わせの不具合を引き起こすことがあります。

また、大きな虫歯や歯の摩耗により、歯の形が変わってしまうと、正しい噛み合わせが難しくなることが考えられます。

さらに、歯の破折や欠けた部分が原因で、咀嚼時に痛みを感じることもあります。

これらの症状を持つ患者さんは、補綴治療を受けることで、口腔内の機能や美しさを取り戻すことが期待できます。

矯正治療

矯正治療とは、歯並びや顎の位置の不正を修正するための治療方法です。

この治療は、ブレースやリテーナー、矯正プレートなどの装置を用いて、歯を所定の位置に移動させることを目的としています。

矯正治療は、単に見た目の美しさを追求するだけでなく、正しい噛み合わせを実現し、咀嚼機能や発音の改善、口腔内の健康維持にも寄与します。

また、正しい噛み合わせを持つことで、歯や歯肉、顎関節のトラブルを予防する効果も期待できます。

矯正治療をすべき症例

矯正治療を受けるべき症例は、主に歯並びの乱れや顎の成長の不調和がある場合です。

例えば、前歯が突出している「出っ歯」や、上下の前歯が重ならない「開咬」、歯が詰まって並んでいる「叢生」などの状態は、矯正治療の対象となります。

また、顎の大きさや位置に不均衡がある場合、例えば上顎が前に出ている「古典的なオーバージェット」や、下顎が前に出ている「アンダーバイト」も矯正治療の適応となります。

これらの症状を持つ患者さんは、矯正治療を受けることで、歯並びや噛み合わせの改善、そして口腔内の健康状態の向上が期待できます。

スプリント療法

スプリント療法とは、特製のマウスピースを用いて、顎関節の不調や歯の摩耗を予防・治療する方法です。

このマウスピースは、歯の上にフィットする形状をしており、噛み合わせの圧力を分散させることで、顎関節や歯にかかる負担を軽減します。

また、不正な噛み合わせを一時的に正常な位置に誘導する役割も果たします。

スプリント療法は、手軽で非侵襲的な治療方法として、多くの患者さんに選択されることが増えています。

スプリント療法をすべき症例

スプリント療法を受けるべき症例は、主に顎関節症や歯の過度な摩耗、歯ぎしりや食いしばりの症状を持つ患者さんです。

顎関節症は、顎の動きに痛みや違和感を伴う症状で、不正な噛み合わせやストレスが原因となることが多いです。

また、歯ぎしりや食いしばりは、歯の摩耗や欠け、歯肉のトラブルを引き起こすリスクがあります。

これらの症状を持つ患者さんは、スプリント療法を受けることで、症状の緩和や進行の予防、そして口腔内の健康状態の維持が期待できます。

生活習慣の改善

生活習慣の改善とは、日常の行動や習慣を見直し、健康に良い方向へと変えていくことを指します。

口腔内の健康においても、生活習慣は非常に大きな影響を持ちます。

特に、噛み合わせの問題に関しては、日常の癖や習慣が原因となることが少なくありません。

例えば、一方の歯だけで食事を噛む癖や、物を噛む癖、無意識のうちに歯を食いしばる癖など、これらの習慣が長期にわたって続くと、噛み合わせの不調和を引き起こす可能性があります。

生活習慣の改善は、これらの癖を意識し、正しい噛み合わせや口腔内の健康を維持するための行動を取り入れることを意味します。

生活習慣の改善をすべき症例

生活習慣の改善を検討すべき症例は、特定の癖が原因で噛み合わせの問題や歯の摩耗、歯肉のトラブルを引き起こしている患者さんです。

例えば、常に同じ側の歯で食事を噛むことで、その側の歯の摩耗が進行している場合や、硬い物を噛む癖が原因で歯が欠けやすくなっている場合などが考えられます。

また、ストレスや緊張から歯を食いしばる癖があると、顎関節症のリスクが高まることもあります。

これらの症状を持つ患者さんは、生活習慣の改善を通じて、癖を修正し、口腔内の健康状態を向上させることが期待できます。

噛み合わせを自力で治すストレッチについて

噛み合わせの問題は、その原因や程度によって異なりますが、一部の軽度な症状に関しては、自力での改善が期待できる場合があります。

しかし、重度の噛み合わせの不調や、構造的な問題に関しては、専門的な治療が必要となることが多いです。

そのため、自力での対処を考える前に、まずは歯科医師の診断を受けることが重要です。

噛み合わせを自力で治すことができる症例

噛み合わせの軽度な問題で、特に筋肉の緊張やストレスが原因と考えられる場合、自力でのストレッチやリラクゼーションが効果的です。

例えば、日常のストレスや姿勢の悪さからくる顎の筋肉の緊張は、適切なストレッチやマッサージで緩和することが期待できます。

具体的なストレッチ方法

顎関節や顎の筋肉をリラックスさせるためのストレッチ方法として、以下の方法が効果的です。

1. まず、正しい姿勢をとり、深呼吸をしながらリラックスします。
2. 顎をゆっくりと左右に動かし、その際に顎の筋肉に伸びを感じるようにします。この動きを数回繰り返します。
3. 次に、顎を前に突き出すようにして、ゆっくりと上下に動かします。この動きも数回繰り返します。
4. 最後に、顎をゆっくりと円を描くように動かし、全体の筋肉をほぐします。

これらのストレッチは、日常的に数回行うことで、顎の筋肉の緊張を和らげ、噛み合わせの軽度な問題の改善に寄与することが期待できます。

噛み合わせが悪いと起きる症状

噛み合わせが悪い状態を放置すると、多くの問題が生じる可能性があります。

噛み合わせは、食事を摂取する際の咀嚼機能や、発音、さらには顔の形成にも影響を与える重要な要素です。

不適切な噛み合わせは、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼすことが考えられます。

また、初期の段階での対処が適切であれば、治療の期間や負担も軽減されることが多いため、早期の対応が推奨されます。

噛み合わせが悪いと起きる具体的な症状

噛み合わせが悪いと、以下のような具体的な症状が起きることがあります。

・歯の摩耗や欠け
・歯肉の炎症や退縮
・顎関節症
・咀嚼困難
・発音の問題
・顔の非対称

これらの症状は、噛み合わせの問題が原因となっている場合、適切な治療によって改善されることが期待できます。

関連記事:噛み合わせが悪いとどうなる?全身への影響あるのか?

噛み合わせを悪化させないための注意点

最後に、噛み合わせを悪化させないための注意点を紹介します。

・悪癖を改善する
・頬杖、うつ伏せをしない
・歯の食いしばりを改善する

悪癖を改善する

悪癖は、無意識のうちに繰り返される行動であり、これが噛み合わせや歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。

特に、成長期の子供たちにおいては、悪癖が顎や歯の発育に影響を与える可能性が高まります。

また、大人でも継続的な悪癖は、歯の位置の変化や顎関節への負担を引き起こすことが考えられます。

そのため、口腔内の健康を維持するためには、悪癖の改善が不可欠です。

悪癖の具体的な例

悪癖には様々なものがありますが、特に噛み合わせに影響を及ぼす代表的な例として、「指しゃぶり」と「爪を噛む」が挙げられます。

指しゃぶりは、特に乳幼児や幼児期に見られる行動で、これが続くと上顎の成長に影響を与えることがあります。

爪を噛む癖は、ストレスや緊張からくるものとされ、これが継続すると前歯の摩耗や歯の位置の変化を引き起こす可能性があります。

悪癖の改善方法

悪癖の改善には、まずその癖を意識することが重要です。

例えば、指しゃぶりの場合、子供が指を口に入れるたびに注意を促す、または特製の手袋や指サックを使用して物理的に防ぐ方法が考えられます。

爪を噛む癖に関しては、爪に苦味のある液体を塗布することで、噛むことの抑制を試みる方法が有効です。

どちらの場合も、悪癖の原因となるストレスや緊張を減少させるためのリラクゼーションやストレスマネジメントの取り組みも併せて行うと良いでしょう。

頬杖、うつ伏せをしない

頬杖やうつ伏せの姿勢は、日常的に多くの人々がとるものですが、これらの姿勢が長時間続くと、顎や歯に不適切な圧力がかかることが考えられます。

特に、頬杖の習慣は、顎関節や歯に一側的な負荷を与え、その結果、噛み合わせの不調和や顎関節の問題を引き起こす可能性があります。

うつ伏せの姿勢も同様に、顎や口腔内に圧力をかけることで、噛み合わせの変化や歯の移動を促進するリスクが考えられます。

これらの姿勢は、特に成長期の子供たちにおいては、顎や歯の発育に影響を及ぼす可能性が高まります。

頬杖、うつ伏せの改善方法

頬杖やうつ伏せの習慣を改善するためには、まずその姿勢をとることの頻度や持続時間を意識することが重要です。

作業中や読書時など、無意識に頬杖をついてしまう場面を特定し、それを避けるための環境を整えることが効果的です。

例えば、椅子やデスクの高さを調整して、自然な姿勢で作業ができるようにすると良いでしょう。

また、うつ伏せの姿勢をとることが多い場合、横向きや背中を上にしてリラックスすることを意識すると、その癖を減少させることができます。

日常の生活の中で、これらの姿勢をとることの頻度を減らす小さな工夫や習慣を取り入れることで、噛み合わせの健康を守ることが期待できます。

歯の食いしばりを改善する

歯の食いしばりは、多くの人が無意識に行ってしまう行動の一つですが、これが継続的に行われると、歯や顎関節に悪影響を及ぼす可能性があります。

食いしばりによって、歯に過度な圧力がかかると、歯の摩耗や欠け、さらには歯の根の部分にダメージを受けるリスクが高まります。

また、顎関節にも不要な負荷がかかり、顎関節症の原因となることも考えられます。

さらに、食いしばりは筋肉の緊張を引き起こし、頭痛や肩こりの原因ともなり得ます。

このように、歯の食いしばりは口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすため、その改善が求められます。

歯の食いしばりの改善方法

歯の食いしばりを改善するためには、まずその原因を特定することが重要です。

多くの場合、ストレスや緊張が主な原因となっています。

したがって、リラクゼーションやストレスマネジメントの方法を取り入れることで、食いしばりの頻度を減少させることが期待できます。

具体的には、深呼吸や瞑想、適度な運動などを日常的に取り入れることが効果的です。

また、食いしばりが特に強い場合や、夜間に無意識に行ってしまう場合は、歯科医師のアドバイスのもと、マウスピースを使用することで、歯や顎関節への負担を軽減することができます。

まとめ

悪い噛み合わせは、日常生活の中での小さな悪癖や習慣から生じることが多く、これが頭痛や肩こり、さらには全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

特に、指しゃぶり、爪を噛む、頬杖の習慣などは、噛み合わせの問題を引き起こす主な原因となり得ます。

しかし、これらの習慣を意識し、適切な改善方法を取り入れることで、噛み合わせの健康を守ることができます。

日常の悪癖の改善や、専門家のアドバイスを受けることで、より健康な口腔の状態を維持することが期待できます。

久喜の歯医者|久喜総合歯科

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歯を削ることで噛み合わせを改善できる?歯を削るリスクとは?

噛み合わせが正しくないと感じたことはありますか?それは単なる違和感だけでなく、健康問題を引き起こす可能性があります。

その一方で、噛み合わせを改善するために歯を削ることが一つの解決策とされていますが、それにはリスクも伴います。

噛み合わせと全身の健康との密接な関連性、歯を削ることによるリスクとその代替策、そして歯科医師がどのようにこれらの問題を解決するか。本記事では、これらの質問に対する答えを深堀りします。

歯を削ることで噛み合わせを改善できるのか?

歯を削ることで噛み合わせは確かに改善できます。

理由としては、噛み合わせの問題は歯の形状や配置の不一致から発生します。

歯が適切な位置にない場合や、歯の形状が不適切である場合、上下の歯が正しく噛み合わない可能性があります。こうした問題は、噛み合わせの際の不快感や咀嚼の困難さ、さらには頭痛や顎関節症などの症状を引き起こす可能性があります。

歯科医師は、問題のある歯を削ることでこれらの問題を解消します。削ることで、歯の形状を調整し、上下の歯が正しく噛み合うようにします。歯を削ることにより、噛み合わせの際の不快感が軽減し、咀嚼の効率が向上すると期待できます。また、正しい噛み合わせは頭痛や顎関節症などの症状を改善する可能性もあります。

その一方で、歯を削る治療は特定の状況でのみ効果的であり、すべての噛み合わせの問題を解決するわけではありません。歯の位置が大幅にずれている場合や、顎の骨の成長に問題がある場合などは、歯を削るだけでは解決できない場合があります。そのような場合には、他の治療法、例えば矯正治療や外科手術などが必要となる場合があります。

したがって、歯を削ることで噛み合わせを改善するかどうかは、個々の状況によります。そのため、噛み合わせの問題がある場合には、まず専門の歯科医師に相談し、個々の状況に最適な治療法を見つけることが重要です。

歯を削ることで噛み合わせを改善する具体的な方法

歯を削ることで噛み合わせを改善する具体的な方法を紹介します。

  • 歯を削る治療とは?
  • 歯を削る治療の具体的な手順
  • 歯を削る治療にかかる期間

歯を削る治療とは?

歯を削る治療は、歯の形状や配置を微調整することで噛み合わせを改善する方法です。

正しい噛み合わせは口腔全体の健康を保つために非常に重要であり、噛み合わせが適切でないと、不適切な咀嚼圧力がかかり、それが歯への不適切なストレスや歯肉へのダメージ、さらには顎関節への不適切な圧力を引き起こす可能性があるからです。

歯を削る治療の具体的な手順

歯を削る治療は、一般的には次のような手順で行われます。

まず、歯科医師は患者の噛み合わせを確認します。噛み合わせの評価は、視覚的な検査だけでなく、特殊な染料を使用した方法や咬印(噛み合わせをとった印象)を取る方法など、さまざまな手法で行われます。確認の結果、歯科医師は歯のどの部分が噛み合わせに問題を引き起こしているかを特定します。

次に、問題を引き起こしている歯の部分を削ります。これは、ダイヤモンド製やカーバイド製の歯科用バー(ドリル)を用いて行われます。

削り取る量は非常に少なく、患者が不快感を感じることはまずありません。削り終わった後、再び噛み合わせを確認します。これを繰り返すことで、最適な噛み合わせが得られるまで微調整を行います。

歯を削る治療にかかる期間

歯を削る治療にかかる期間は患者の具体的な状況によりますが、一般的には数回の診療で完了することが多いです。理由は、歯科医師が治療の過程で微細な調整を行い、患者の反応と噛み合わせの改善度を観察しながら治療を進めるからです。

歯を削ることの長期的な影響

歯を削ることの長期的な影響としては5つあります。

  • 噛み合わせの改善
  • 歯の機能改善
  • 歯の耐久性
  • 口腔内全体の健康
  • 自信の向上

1つずつ解説していきます。

噛み合わせの改善

噛み合わせの改善には、歯の削り方が重要な役割を果たします。噛み合わせが不適切な箇所を特定し、その部分を削ることで歯が正確に位置合わせされるようにする必要があります。具体的には、適切な噛み合わせを達成するためには上下の歯が均等に接触し、咀嚼力が全体に均等に分散されるようにすることが望ましいです。

不適切な噛み合わせは、歯に過度の圧力をかけ、歯や歯茎に痛みや不快感を引き起こす可能性があります。しかし、歯を削って噛み合わせを改善することで、過度の圧力を緩和し、それによる長期的な痛みや不快感を減少させることが可能です。

さらに、歯の削り方は患者一人ひとりの口腔の形状、歯の形状、そして咀嚼のパターンに合わせて調整されるべきであり、個々のニーズを満たすためには個別にカスタマイズされるべきです。削られた歯が再び適切に噛み合うようになると、長期的な快適さと機能性が向上し、全体的な口腔の健康が保たれます。

歯の機能改善

噛み合わせの改善は、食物を噛む際の機能性を高める可能性があります。噛み合わせが不適切であると、食べ物を適切に噛むことが困難となり、これが栄養摂取や消化への問題を引き起こす可能性があります。そのため、噛み合わせを改善することは、食事の消化や栄養の吸収を助けるだけでなく、食事の満足度を向上させる可能性があります。

口腔の健康と機能性のためには、歯が均等に接触し、咀嚼力が全体に均等に分散されるようにすることが重要です。これにより、食べ物を適切に噛む能力が向上し、咀嚼と消化のプロセスがスムーズになります。

さらに、食べ物を噛む際の力が均等に分布すると、歯への過度な負担や摩耗が減少します。これは、長期的には歯の健康と寿命を保つのに役立ちます。

歯の耐久性

適切な噛み合わせによる改善は、歯の耐久性に対しても重要な影響を及ぼす可能性があります。過度に磨耗した歯や噛み合わせに問題のある歯は、さらなる損傷や歯の割れのリスクを増大させます。そのため、歯を適切に削ることで、噛み合わせを改善し、それによりそのリスクを軽減することが可能です。

歯科医師として考慮すべきことの一つは、各患者の口腔の状態とその特定の噛み合わせの問題を理解し、それに基づいて治療計画を立てることです。治療が始まると、適切に歯を削ることにより、歯と歯の間の接触が改善され、全体的な噛み合わせのバランスが回復します。

バランスが良い噛み合わせは、食事を摂るときに力が均等に分散するため、特定の歯に過度なプレッシャーがかからず、その結果、歯の磨耗や割れのリスクが減少します。加えて、適切な噛み合わせは、口腔内の他の領域、特に顎関節にもストレスを軽減し、顎の痛みや機能的な問題の発生を防ぐことができます。

口腔内全体の健康

口腔全体の健康状態を考えるとき、噛み合わせの正しさは非常に重要な要素となります。噛み合わせが良好であることは、口腔内の総合的な健康状態に対して肯定的な影響をもたらすだけでなく、歯茎の健康や適切な唾液の生成に対しても寄与します。

歯が適切に噛み合うと、食べ物が口腔内で均一に噛み砕かれます。結果として、食物が適切に咀嚼されると、唾液がより効果的に食物と混ざり合い、食物の分解を助けます。さらに、唾液の生成は、口腔内の清潔さを保つために不可欠です。唾液は、口内の細菌を洗い流し、口腔内を湿らせ、酸性度を調整する役割を果たします。これにより、口腔内の細菌の増殖が抑制され、虫歯や口臭の原因となる細菌が減少します。

また、適切な噛み合わせは、歯茎の健康にも寄与します。正しく噛み合う歯は、歯茎に過度の圧力をかけず、適切な刺激を与えることで、歯茎の健康を維持します。歯が間違った位置にあると、歯茎に対する圧力が不均等になり、それにより歯肉の問題や歯周病の発症リスクが増える可能性があります。

自信の向上

噛み合わせが正しく整えられると、人々の自信に直接的な影響を与え、生活の質を高める可能性があります。歯の見た目は、一人一人の外見に大きく影響を与え、人々が自分自身をどのように見るか、また他人がどのように見るかを左右します。噛み合わせが不適切な場合、特に前歯であれば、微妙ながらも人々の笑顔や表情に影響を与え、自信を奪う可能性があります。しかし、歯を適切に削ることで噛み合わせを改善すれば、笑顔が自然になり、結果として自己評価が向上し、他者からの印象も改善する可能性があります。

さらに、噛み合わせが良好であると、発音にも改善が見られることがあります。口腔内の構造は、音声の生成に重要な役割を果たしており、特に子音の発音は、舌と歯が適切に接触することに大きく依存します。噛み合わせが不適切な場合、音声生成が困難になり、結果として発音が明瞭でなくなる可能性があります。しかし、噛み合わせを適切に調整することで、発音の問題も改善され、コミュニケーション能力を高めることができます。

歯を削るリスク

一方で歯を削るリスクには以下5つがあります。

  • 感覚の鋭敏化
  • 歯の弱化
  • 根管治療の必要性
  • 美観の問題
  • 治療のコスト

1つずつ解説していきます。

感覚の鋭敏化

感覚の鋭敏化は歯科治療における一つの潜在的なリスクであり、歯のエナメル質を削ることにより引き起こされることがあります。エナメル質は歯の外部を覆う保護層で、歯の内部を保護しています。この層が削られて薄くなると、歯の内部部分が露出する可能性があります。

デンチンはエナメル質よりも敏感で、中には無数の微細な管があり、それぞれが歯の神経につながっています。エナメル質が削られ、デンチンが露出すると、これらの管を通じて熱や冷たさの刺激が直接神経に達し、その結果、飲食物の温度変化に対する感度が増加します。

歯の弱化

歯の弱化は、大量の歯質を削ることによって起こる可能性のある問題です。歯はエナメル質と象牙質、セメント質、さらに中心部の歯髄という構造でできています。エナメル質は最も硬く、外部からの力や摩耗から歯を守る役割を果たしています。

大量の歯質を削ると、エナメル質が大幅に減少し、その結果、歯全体の強度が落ちる可能性があります。強度が落ちると、噛む力による圧力や、硬い物を噛むなどの外的な力により、歯が割れたり折れたりするリスクが高まります。特に大きく削った歯は、噛む力によるストレスが集中しやすく、結果として損傷しやすいです。

根管治療の必要性

削りすぎた歯が根管治療を必要とする可能性があるという結論に至ります。その主な理由は、削り過ぎが歯の神経に達する可能性があり、これによって不快な痛みや感染のリスクが高まるからです。

歯の内部構造を考えると、歯の中心部には歯髄と呼ばれる領域が存在し、ここには神経と血管が集まっています。エナメル質という硬組織に覆われている歯髄ですが、歯を削りすぎると、この歯髄部分が露出する可能性があります。歯髄が露出した場合、そこは感染や炎症に非常に敏感となり、痛みを引き起こすことが一般的です。

このような痛みが生じた場合、炎症を抑えるために根管治療が必要になることがあります。根管治療では、感染した歯髄を取り除き、内部を清潔に洗浄した後、特殊な材料で充填します。これによって痛みは和らぎ、歯を保存することが可能となります。

美観の問題

歯を削ると見た目が変わる可能性があり、その結果、患者の自信に影響を与える可能性があるという事実は、口腔の健康だけでなく心理的な側面も考慮に入れることの重要性を示しています。特に前歯は、人と話す際や笑う際に目立つ部位であるため、その形状や大きさが変わると、人々は自分の外観に対する自信を失う可能性があります。

歯の形状や大きさが変わると、口元の印象が変わり、それが人の自己認識や自尊心に影響を及ぼすことがあります。人は他人からどのように見られているか、また自分がどのように見えるかについて非常に敏感であり、そのため口元の外観は社会生活や人間関係に影響を及ぼす可能性があります。特に公の場で話す職業についている人や、社交的な環境で活動する人にとっては、見た目の変化は特に大きな問題となり得ます。

治療のコスト

歯を削る治療は、その実施に伴うコストが患者に負担をもたらす可能性があるという結論を導きます。これは、歯を削る治療が単体で終わることもあれば、さらなる治療が必要になることもあるからです。理由は、歯を削ること自体が歯科治療の一部であるため、その治療の全体像には他の治療手続きが含まれることが多いからです。

たとえば、虫歯の治療で歯を削る場合、まず歯科医師は感染部位を除去します。次に、その部位を充填材で埋めるための処置が必要になります。この充填処置も治療費に含まれるため、全体としてのコストは増大します。さらに、削った歯が感度を増したり、痛みを引き起こした場合には、その対処としてさらなる治療が必要となります。これらの追加治療も含めて全体の治療費が計算されます。

歯の噛み合わせを改善するために歯を削ることの費用

噛み合わせを改善するために歯を削る治療に関する結論としては、それが保険適用か自費かは、特定の地域や保険の種類、そして治療の種類や範囲により異なる可能性があると言えます。

この理由は、保険の適用範囲と治療の性質に大きな変動があるためです。一部の矯正治療や噛み合わせの調整は、時として審美的な要素を含むため、医療保険の対象外となる可能性があります。それは、多くの医療保険が健康上の必要性がある治療のみをカバーし、審美的な要素を主とする治療には対応しないためです。

さらに、特定の保険プランでは、噛み合わせを改善するための歯の削り方や補綴物の種類によって、保険適用の程度が異なる可能性があります。たとえば、金属製のクラウンは保険適用となるかもしれませんが、審美性に優れたセラミック製のクラウンは自費となることがあります。

歯を削る以外の噛み合わせの改善方法

最後に歯を削る以外の噛み合わせ方法を紹介します。

  • 歯列矯正
  • 外科手術

歯列矯正

歯列矯正は、患者の歯を徐々に移動させて正しい位置に調整することにより、噛み合わせの問題を解決するための一般的な治療法です。理由は、歯列矯正が歯の位置や噛み合わせの問題に対して根本的な解決をもたらす可能性があるからです。歯を削ることは、一部の問題に対しては有効な解決策ですが、歯が互いに接触する方法や歯の位置に関する問題は、物理的に歯を移動させることでしか解決できない場合があります。

根拠としては、多くの科学的研究が歯列矯正の効果を証明しています。これらの研究では、歯列矯正治療を受けた患者が噛み合わせの改善だけでなく、外観や自己信頼の向上などの利点も得ていることが示されています。また、歯列矯正は一般的に歯を削ることなく行うため、削った際に起こり得るリスクを避けることができます。

しかし、歯列矯正治療には時間と費用がかかること、そして治療中の不便さや痛みを伴うことがあるという課題も存在します。そのため、噛み合わせの問題を解決するための最善の手段を決定する際には、患者の状況やニーズ、そして歯科医師の専門的な意見を考慮する必要があります。

外科手術

噛み合わせの問題は、歯の位置だけでなく顎の骨の位置に起因することもあります。その場合、顎の位置を修正するために外科手術が必要となることがあります。その理由は、歯を移動させることだけでは、顎の骨の位置の問題は解決できないからです。

この根拠は、顎の骨構造が歯列矯正だけでは改善しきれない重度の噛み合わせの問題、例えば下顎前突や開咬といった状態においては、外科手術が必要とされることが多い、という臨床的な経験から得られます。これらの状態では、顎の骨自体が不適切な位置にあるため、歯を動かすだけでは問題を完全に解決できない可能性があります。

外科手術は、歯科医師や口腔外科医と密接に連携しながら行われ、手術のリスク、費用、回復時間などを患者と十分に話し合うことが必要です。それにも関わらず、これらの手術は多くの場合、噛み合わせを大きく改善し、患者の生活の質を向上させることができます。ただし、すべての患者が手術を選択するわけではなく、患者の個々の状況により最適な治療法は異なるため、最終的な決定は患者と歯科医師の間で行われるべきです。

まとめ

本記事では、噛み合わせの改善のために歯を削るという手法を詳しく掘り下げてきました。歯の削り方が正確であれば、効果的な食事摂取、歯の耐久性の向上、口腔全体の健康促進、さらには自信の増大といった一連の利点があります。

しかし、同時に歯を削る行為が伴うリスク、つまり感覚の鋭敏化、歯の弱化、根管治療の必要性、美観の問題、そして治療のコストについても考慮する必要があります。

そして、歯を削ること以外の噛み合わせ改善方法として歯列矯正や外科手術の選択肢もあることを確認しました。噛み合わせの問題は個々の状況によりますので、治療方法を選択する際は、それぞれの利点とリスクを理解した上で歯科医師と密接に協力することが最善のアプローチであることを忘れないでください。

 

久喜の歯医者|久喜総合歯科

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噛み合わせが悪いとどうなる?全身への影響あるのか?

噛み合わせが悪いと、単に食べ物を噛むのが難しくなるだけでなく、予想外の全身的な影響も引き起こす可能性があります。

疲労感、頭痛、肩こり、顎の痛み、そしてさらには消化器系の問題まで、あなたが体験している様々な不快な症状は、思いもよらないところで口腔内のバランスの乱れに根ざしているかもしれません。

本記事では、噛み合わせの問題が健康全体に及ぼす影響と、それを改善するための情報を詳しく解説します。

噛み合わせが悪いとどうなる?(全身への影響)

噛み合わせが悪い場合、全身への影響としては、以下が可能性として挙げられます。

  • 顔の歪み
  • 頭痛
  • 口臭
  • 偏頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 虫歯や歯周病
  • 歯痛
  • 耳鳴りやめまい
  • 顎関節症
  • 自律神経の乱れ

1つずつ解説していきます。

顔の歪み

歯と歯が適切に接触しない不正咬合は、深刻な影響を顔の形状に及ぼします。骨格や筋肉に影響を与えるからです。

具体的には、噛む力は顎の発育に大きな役割を果たします。咬むことにより生じる適度な刺激は、顎骨の健康的な発育を促進し、バランスの良い顔の形状を保つのです。

しかし、噛み合わせが悪いとこの力のバランスが崩れ、顎の成長が一部偏ったり、筋肉の発達が不均衡になったりします。それが原因で顔が左右非対称になったり、あごが前に出たり引っ込んだりといった歪みが生じるのです。

また、噛み合わせが悪いことにより、顎周辺の筋肉に過度な負荷がかかると、筋肉の緊張から顔全体のバランスが崩れることもあります。

その結果、不自然な表情や、ほうれい線の深まり、目の下のたるみなどといった変化を招くこともあります。これらは全て、噛み合わせの影響がどれほど大きいかを示しています。

頭痛

口腔内の問題が頭痛を引き起こす可能性があります。

噛み合わせが悪いと、それにより咬筋や頭頸部の筋肉が過度に緊張します。この筋肉の緊張は、しっかりとした診断がないと原因を特定するのが難しく、しばしばストレスや疲労などの一般的な要因によるものと誤解されがちです。

しかし、その背後には不正咬合による筋肉のバランスの乱れが隠れていることも多いのです。これらの筋肉の持続的な緊張は、偏頭痛や緊張型頭痛などの頭痛を引き起こすことがあります。

また、噛み合わせの問題は顎関節にも影響を及ぼすことがあり、これが顎関節症として表れることもあります。顎関節症は、耳の近くで痛みを感じるだけでなく、広範囲の頭痛を引き起こす可能性もあるため、頭痛の一因となり得るのです。

口臭

噛み合わせが正しくないと、食物の咀嚼が不十分になり、食物のかすが口腔内に残りやすくなります。

これにより、口腔内での食物の分解が進み、その過程で悪臭を引き起こす物質が発生します。また、噛み合わせが悪いことで歯並びが乱れると、歯ブラシだけでは清掃しにくい部位が出現します。これらの部分でのプラーク(歯垢)の蓄積が進むと、バクテリアが繁殖しやすくなります。

口腔内のバクテリアは、歯垢を分解する過程で硫化水素やメチルメルカプタンといった口臭を引き起こす物質を生成します。これらのガスが口臭の主な原因となるのです。

さらに、不正咬合により歯周病を引き起こすリスクが高まると、口臭の原因となるバクテリアが増加し、さらに口臭が強くなる可能性があります。つまり、噛み合わせの問題は直接的にも間接的にも口臭を悪化させる可能性があるのです。

偏頭痛

噛み合わせが悪いと顎関節や咀嚼筋に過剰なストレスがかかり、これが偏頭痛を引き起こす要因となることがあります。噛み合わせが不均衡であると、口を閉じるために必要な筋肉の力が一部の筋肉に偏ります。

特定の筋肉群が過労となり、筋肉の緊張や痛みが生じます。その結果、筋肉の緊張は顎関節への圧力を増加させ、それがさらに偏頭痛を引き起こす可能性があります。これは、顎関節が頭蓋骨のすぐ下に位置しており、顎関節の異常や緊張が頭蓋骨と脳に影響を及ぼす可能性があるからです。

また、不正咬合による筋肉の緊張は、頭の側面や後部にある大きな筋肉、特に側頭筋や項部筋に影響を及ぼす可能性があります。これらの筋肉が過度に緊張すると、それが頭痛や偏頭痛の引き金となることがあります。

さらに、これらの筋肉の緊張は長期間にわたって続くと、慢性的な偏頭痛を引き起こす可能性があります。これらの一連の過程は、噛み合わせの問題が偏頭痛を引き起こす一因となりうることを示しています。

肩こり

噛み合わせが悪い状態が続くと、それを調節しようとするために頭部や首、肩の筋肉に余計な負担がかかります。特に、顎関節は首や肩と筋肉を通じてつながっているため、そのストレスが伝播しやすいのです。

噛み合わせが悪い状態で食事をすると、適切に咀嚼するために咀嚼筋が過度に動きます。それにより、顎関節や顔面の筋肉に過剰な負荷がかかり、それが首や肩へと続いていきます。その結果、頸部の筋肉の緊張や肩こりを引き起こす可能性があります。

さらに、不適切な噛み合わせは顎関節の位置をずらすこともあります。顎関節が正常な位置からずれると、それを補正しようとする筋肉の動きによってさらに肩こりが悪化します。

このように、不正咬合は首や肩の筋肉への負荷を増大させ、それが肩こりを引き起こす一因となることを示しています。そのため、長期間にわたる肩こりが改善しない場合は、歯科医による噛み合わせの検査が推奨されます。

腰痛

噛み合わせが悪い状態は、首や肩、さらには背中や腰へと続く一連の筋肉へ過度な負荷がかかります。これが、腰痛の一因となることがあります。

私たちの顎は頭骨の一部であり、頭骨は脊椎と直接繋がっています。したがって、顎の位置や動きが変わると、それが首や背中、さらには腰へと影響を及ぼします。これは、私たちの体がバランスを保つために脊椎の形を調節しようとするからです。

その結果、脊椎や背中の筋肉に過度なストレスがかかり、腰痛を引き起こす可能性があります。

また、不適切な噛み合わせによる顎関節の不調は、全身の姿勢に影響を及ぼす可能性があります。正しい姿勢が崩れると、それが腰に余計な負荷をもたらし、腰痛を引き起こす可能性があります。

したがって、腰痛を長期間にわたって繰り返す場合、歯科医による噛み合わせの検査が推奨されます。これは、噛み合わせの問題が腰痛の一因となる可能性があるためです。

虫歯や歯周病

噛み合わせが適切でない場合、歯と歯が正しく接触しないため、食物が適切に咀嚼されません。結果として、食物の粒子が歯間や歯肉の間に詰まりやすくなります。これらの食物の残りかすは、バクテリアの増殖を促し、その結果、虫歯や歯周病の原因となる可能性があります。

また、噛み合わせが悪いと、ブラッシングやフロスでの清掃が困難になることもあります。これにより、適切な口腔衛生が維持できず、虫歯や歯周病のリスクを増加させます。

さらに、噛み合わせが不適切な場合、一部の歯に過度な負荷がかかる可能性があります。この過度な負荷は、歯の摩耗を早め、歯へのダメージを引き起こし、結果として虫歯や歯周病のリスクを増大させます。

これらの理由から、噛み合わせが悪い状態が続くと、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があります。そのため、噛み合わせに問題を感じる場合は、早期に歯科医に相談することが重要です。

歯痛

噛み合わせが適切でない場合、一部の歯に過度な圧力がかかる可能性があります。この過度の圧力は、歯の感受性を高め、歯痛を引き起こす可能性があります。

噛み合わせの問題は、顎関節症(TMJ)の一因ともなります。TMJは、顎関節やその周辺の筋肉に痛みや不快感を引き起こし、これがさらに歯痛につながることがあります。また、顎関節症は噛む、話す、あくびをするなどの動作に困難をもたらす可能性もあります。

また、噛み合わせの問題は、歯の損耗や歯の破損、さらには歯根折れの原因となることもあります。これらの問題は、感染や神経損傷など、歯痛の一因となる可能性があります。

このように、噛み合わせが適切でない状態が続くと、歯痛のリスクを高める可能性があります。そのため、噛み合わせに問題を感じる場合は、早期に歯科医に相談することが重要です。

耳鳴りやめまい

噛み合わせの不均衡は、顎関節症(TMJ)を引き起こす可能性があります。顎関節は耳のすぐ近くに位置しており、この関節に問題が生じると、耳鳴りやめまいといった症状を引き起こすことが知られています。

また、噛み合わせが適切でない場合、口腔周囲の筋肉に過度なストレスがかかり、特に顎や顔の筋肉に緊張をもたらす可能性があります。これらの筋肉は耳周囲と密接に関連しており、筋肉の緊張が耳鳴りやめまいの一因となることがあります。

さらに、噛み合わせの問題は、首や背中の筋肉にも影響を与えます。これは頭部のバランスを崩し、バランスをとるための内耳の機能に影響を及ぼし、めまいを引き起こす可能性があります。

顎関節症

噛み合わせが適切でない場合、顎関節、つまり口を開け閉めする際に働く関節に不適切なストレスをもたらす可能性があります。顎関節は、耳の前方で顎の骨と頭蓋骨を結びつける非常に複雑な関節で、私たちが話す、噛む、あくびをするなどの動作を可能にしています。

噛み合わせが悪いと、顎関節に過度なプレッシャーがかかることがあり、これが関節症の一種である顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症は、顎の痛みや不快感、頭痛、耳鳴り、噛む時の痛み、あるいは口の開閉が困難といった症状を引き起こすことがあります。

また、顎関節症は、長期的には関節の劣化や機能低下を引き起こす可能性もあります。これらの問題は、さらなる痛みや動きの制限を引き起こす可能性があります。

自律神経の乱れ

噛み合わせが悪いと、ストレスとなり自律神経に影響を及ぼす可能性があります。自律神経は、私たちの体の様々な機能、例えば心拍数、呼吸、消化、血圧などを調節しています。

これらの機能は意識的な思考や制御から独立していますが、ストレスは自律神経に影響を与え、体のバランスを乱す可能性があります。

噛み合わせが悪いと、咀嚼筋や顎関節に過剰なストレスがかかります。これが長期間続くと、このストレスが自律神経系を刺激し、自律神経の乱れを引き起こす可能性があります。自律神経が乱れると、睡眠障害、食欲不振、頻繁な頭痛、めまい、動悸、冷え性、不安感などの症状を引き起こすことがあります。

噛み合わせが悪いとどうなる?(その他)

噛み合わせが悪いと、全身に影響が出る以外にも、さまざまな弊害があります。

  • 咀しゃく機能が低下する
  • 詰め物・被せ物に負担がかかる
  • 発声がしにくくなる

1つずつ紹介していきます。

咀しゃく機能が低下する

噛み合わせが悪いと、咀嚼(そしゃく)機能が低下する可能性があります。

噛み合わせが適切でないと、歯が正常に機能せず、食べ物をしっかりと噛むことができません。歯と歯がきちんと接触しないと、噛む力が分散され、食物を効率的に咀嚼することが難しくなります。

咀嚼機能が低下すると、食物が十分に細かくならずに飲み込まれるため、胃腸に余計な負担をかける可能性があります。また、食物をしっかり噛むことで唾液の分泌が促され、口腔内の環境を健康に保つ役割もあります。咀嚼機能が低下すると、これらの機能も低下し、虫歯や口臭の原因となる可能性もあります。

また、噛むことは脳に刺激を与え、記憶力や集中力を高めるとも言われています。そのため、咀嚼機能の低下は、これらの脳機能にも影響を及ぼす可能性があります。

詰め物・被せ物に負担がかかる

噛み合わせが悪いと、歯の詰め物や被せ物に過度の負担がかかる可能性があります。

噛み合わせは、私たちの口腔内のバランスを保つ重要な要素です。もし噛み合わせが悪い状態であると、これによって歯が正常に動作しないことで、詰め物や被せ物に対して異常な圧力が加わる可能性があります。

通常、噛む力は全ての歯に均等に分散されますが、噛み合わせが悪いと一部の歯に力が集中してしまうことがあります。その結果、詰め物や被せ物が置かれた歯に対する力が増大し、それらの耐久性に影響を与える可能性があります。例えば、過度の圧力が続くと詰め物が取れやすくなったり、被せ物が破損する恐れがあります。

発声がしにくくなる

噛み合わせは、口の中での舌の位置や動きを含む、一連の口腔内の動作に大きな影響を与えます。これらの動作は、音声を形成する際にも重要な役割を果たします。したがって、噛み合わせが悪いと、舌の動きが妨げられ、結果として発声がしにくくなる可能性があります。

特に、”s”や”th”などの音は、舌の位置と上歯の位置が非常に重要です。噛み合わせが悪いと、これらの音を発する際に必要な正確な舌と歯の位置を確保することが難しくなる可能性があります。さらに、噛み合わせが悪いと、舌や唇、顎の動きが制限され、正確な音を出すのが難しくなることもあります。

また、噛み合わせが悪いことで口を閉じるのが困難になる場合、これが声の響きや音量に影響を及ぼし、さらに発声を難しくする可能性があります。

噛み合わせが悪くなる原因

噛み合わせが悪くなる原因は、以下5つが考えられます。

  • 遺伝
  • 指しゃぶりや舌癖
  • 歯が抜けたまま放置している
  • 歯の数が多い、少ない
  • 顎の骨の大きさと歯のバランスが悪い

1つずつ紹介していきます。

遺伝

私たちの口腔構造、つまり顎の大きさや形状、歯の大きさや位置などは、遺伝によって一定の影響を受けます。これらの要素が歯列の配置や噛み合わせの形成に影響を与えるため、遺伝は間接的に噛み合わせの問題を引き起こす可能性があります。

例えば、両親がともに小顎症(下顎が通常より小さい状態)である場合、子供も小顎症になる可能性が高く、これは下顎の歯が正しく上顎の歯と噛み合わせない問題を引き起こすことがあります。

また、歯の大きさが遺伝的に決まる場合、大きな歯が小さな顎に収まらないために歯並びが乱れ、結果として噛み合わせが悪くなる可能性もあります。

指しゃぶりや舌癖

指しゃぶりや舌癖、口呼吸などの口腔内の悪習は、歯や顎の正常な成長を妨げる可能性があります。これらの行為は、特に乳歯期から永久歯期への移行期や成長期に行われると、歯列や顎の発育に影響を与え、結果として噛み合わせが悪くなる可能性があります。

例えば、指しゃぶりは、上顎の成長を阻害し、下顎が前方に伸びるのを助けるため、顎の成長パターンを変える可能性があります。これは「開放咬合」(上下の前歯が噛み合わない状態)や「前突咬合」(上の前歯が下の前歯よりも前に突き出ている状態)といった噛み合わせの問題を引き起こす可能性があります。

また、舌癖(舌を前歯の裏に押し当てる癖)は、歯に対して不適切な力を与え、前歯の位置を変え、前突咬合を引き起こす可能性があります。これらの習慣はしばしば無意識に行われ、その存在自体が認識されにくいため、早期の発見と改善が重要となります。

歯が抜けたまま放置している

歯が一本でも欠けていると、その空間が存在することで周囲の歯が動き、位置を変える可能性があります。特に、歯が失われたところに適切な補綴物を装着せずに放置すると、隣接する歯がその空間に向かって倒れ込んだり、対向する歯がその空間に伸びてきたりすることで、噛み合わせに問題を生じる可能性があります。

これにより、噛む力が均等に分散されず、一部の歯に負荷が集中する「部分咬合」が起こり、歯や歯肉、顎関節に過度なストレスを与えることになります。さらに、噛む力のバランスが崩れることで、顎関節症や歯周病、さらなる歯の損失のリスクも高まります。

そのため、歯が欠損した場合は、できるだけ早く適切な補綴治療を受けることが重要です。

歯の数が多い、少ない

歯の数が通常より多い、いわゆる多数歯症の場合、歯の配置が密集し、それが正しい噛み合わせを阻害します。異常な数の歯が生えることで、通常の位置を保てずに歯並びが乱れ、適切な噛み合わせを形成することが難しくなります。

逆に、歯の数が通常より少ない場合、いわゆる少数歯症では、適切な咀嚼機能を保つのが困難となります。適切な咀嚼のためには、上下の歯がきちんと対応していなければならないため、歯が少ないと適切な噛み合わせが形成できません。

このように、歯の数が通常と異なると、それぞれが持つ固有の問題から噛み合わせが悪くなる可能性があります。

顎の骨の大きさと歯のバランスが悪い

人間の口腔内は、歯と顎の骨が適切に調和することで、正常な噛み合わせを保持します。顎の骨の大きさが平均的なサイズと比較して大きいか小さい場合、歯の配置に影響を及ぼす可能性があります。

顎の骨が大きすぎると、歯が適切に位置取りしにくくなる可能性があります。反対に、顎の骨が小さいと、歯が適切に並ぶスペースが不足し、歯並びが乱れる可能性があります。どちらの状況でも、適切な噛み合わせの形成が阻害されます。

したがって、顎の骨の大きさと歯のバランスが不適切であると、噛み合わせに問題が発生しやすいです。

歯並びと噛み合わせは別問題

歯並びと噛み合わせは、関連性はあるものの、それぞれ異なる問題として考えるべきです。

一見すると、歯並びと噛み合わせは同じ問題に見えるかもしれませんが、それぞれ独自の特性と問題を持つため、個別に対処する必要があります。

歯並びは、前方から見た時の歯の直線的な配列を指し、見た目や笑顔の美しさに大きな影響を及ぼします。一方、噛み合わせは上下の歯がどのように接触し、力を分散するかを表すもので、ここに問題があると食事時の咀嚼機能に影響を及ぼすことがあります。

したがって、歯並びが整っていても、噛み合わせが適切でない場合は食事時の効率や口腔内の健康に影響を及ぼす可能性があります。

逆に、噛み合わせが良好であっても、歯並びに問題があると、見た目や発音に影響を及ぼす可能性があります。

噛み合わせの悪さは放置していても改善されない

噛み合わせの問題は自然に改善されることはなく、放置するとさらに状態が悪化する可能性があります。

噛み合わせは、上下の歯がどのように組み合わさっているかを示すもので、その均衡が崩れると口腔内の健康や全身の健康に影響を与えます。

噛み合わせの問題が存在すると、歯や顎の骨に過剰な圧力がかかり、これが歯の摩耗、顎関節症、筋肉の緊張や痛みなどを引き起こします。これらの問題は時間と共に増大し、新たな問題を生む可能性もあります。

したがって、早期に適切な治療を受けることが、問題の悪化を防ぎ、健康な口腔状態を維持するための最善の策です。歯科医師は噛み合わせの問題を正確に診断し、矯正治療や顎関節症の治療など、患者に最適な治療計画を立てることができます。

正しい噛み合わせのチェックポイント

正しい噛み合わせをチェックする際に、歯科医師が注目するポイントは以下のとおりです。

上下の前歯

 上下の前歯が適切に接触していることを確認します。上の前歯が下の前歯を軽く覆っている状態が理想的です。

歯列

歯が整然と並んでいることを確認します。歯が重なったり、斜めになっていたりすると噛み合わせに影響します。

咬み閉じた時の感覚

全ての歯が同時に軽く接触する感覚があることが理想的です。一部の歯だけに圧力が集中している場合、噛み合わせに問題がある可能性があります。

頬や舌への食べ物の詰まり

正常な噛み合わせでは、食べ物が頬や舌に詰まることは少ないです。頻繁に食べ物が詰まる場合は噛み合わせに問題がある可能性があります。

歯ぎしりや歯食いしばり

歯ぎしりや歯食いしばりの癖がある場合は噛み合わせに問題がある可能性があります。

頭痛や顎の痛み

頭痛や顎の痛みがある場合は、それが噛み合わせの問題によるものかもしれません。

話す、咀嚼、くしゃみ、大きなあくび等で顎関節の痛みが生じる場合

咀嚼、あくびをするといった日常的な動きだけでなく、笑ったり、顔をしかめたりする動きも含まれます。

日常動作の中で痛みがある場合、噛み合わせの問題を示唆しています。

これらのチェックポイントに問題が見つかった場合、歯科医師の適切な評価と治療が必要です。

噛み合わせが悪い場合の治し方

噛み合わせが悪い場合の治し方を3つ紹介します。

  • 指しゃぶりや舌癖など悪習慣の改善
  • 矯正治療
  • 外科手術

指しゃぶりや舌癖など悪習慣の改善

一部の悪習慣、特に指しゃぶりや舌癖は、噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があると結論づけられます。これらの習慣を改善することで、噛み合わせの問題を緩和または解消することが期待できます。

指しゃぶりや舌癖といった口の中の悪習慣は、顎の成長や歯の位置を変える力をもたらし、結果的に噛み合わせの悪さを引き起こす可能性があります。

特に、乳歯が生え変わる幼少期にこれらの習慣があると、新たに生えてくる永久歯の位置に影響を及ぼす可能性があります。さらに、これらの習慣が長期にわたり続けられると、上下の顎の成長バランスを崩し、正常な噛み合わせを阻害することもあります。

そのため、悪習慣を認識し、適切な段階で改善することは、噛み合わせを正す重要な手段となります。具体的には、指しゃぶりを止めるための特別な手袋の使用や、舌の癖を治すための口腔筋肉トレーニングなどが考えられます。その他にも、歯科医師の指導の下で行われる矯正治療も、これらの習慣による噛み合わせの問題を改善する助けとなります。

矯正治療

噛み合わせが悪い場合、矯正治療はその問題を解決するための有効な手段であると言えます。これは、顎の位置や歯の配置を調整することで、正常な噛み合わせを取り戻す可能性があるからです。

矯正治療は、歯並びや顎の骨の位置を修正するために設計されています。矯正治療は一般的に長期間にわたる治療であり、歯や顎の骨を少しずつ動かすことで、理想的な位置に整えていきます。特に、顎の骨の位置が正しくない場合や、歯が適切な位置にない場合には、矯正治療が必要となることが多いです。

矯正治療を受けることで、顎の骨の位置が改善され、歯が互いに適切に噛み合うようになります。結果的に、噛み合わせの問題が改善され、食事をするときの不快感が減少し、さらには口腔内の健康状態も向上します。また、見た目の改善とともに、自己評価や社会生活の質も向上することが期待できます。したがって、噛み合わせの問題を解決するための適切な手段として、矯正治療が推奨されます。

外科手術

噛み合わせが悪い場合には、特定の状況下で外科手術が有効な治療法となる可能性があります。顎の骨の構造的な問題や成長の問題が原因となっている場合、非外科的な矯正治療だけでは十分な改善を期待できない場合があるからです。

噛み合わせの問題が顎の骨自体の形状、位置、成長に関連する問題に由来する場合、それらの問題を解決するためには外科手術が必要となることがあります。例えば、顎の骨が極端に大きすぎるか小さすぎる場合、不均等な成長が起きている場合、あるいは顎の骨が異常な位置に存在する場合などです。これらの状況では、顎の骨を直接手術によって再配置または再形成することで、噛み合わせの改善が可能になるのです。

外科手術は、その性質上リスクを伴う可能性がありますが、適切に計画し専門的な手術を行うことで、大きな改善を実現できる可能性があります。結果として、食事や話すことの際の不快感が軽減され、また、外観の改善を通じて自信を取り戻すことも可能になります。したがって、顎の骨の問題が噛み合わせを悪化させている場合、外科手術はその問題を解消するための適切な手段となり得るのです。

関連記事:悪い噛み合わせの治し方|原因別に改善方法を紹介

噛み合わせが悪い場合、自分で治せる?

噛み合わせが悪い場合に自分自身で治すことはできないというのが医学的な結論です。噛み合わせの問題は一般的に歯や顎の構造、位置、形状に関連しており、これらを自己判断で正しく調整することは非常に困難であり、専門的な知識と技術を必要とします。

噛み合わせの問題を解決するためには、まず的確な診断が必要で、この診断にはレントゲン写真の分析や、口腔内の詳細な観察が必要です。また、噛み合わせの改善には、矯正装置の使用や外科手術といった、専門的な医療行為が必要な場合があります。これらの治療法は、誤った手法で実施すると逆に症状を悪化させる可能性があるため、専門的な知識と技術を持つ歯科医師によって行われるべきです。

さらに、自分で矯正しようとする試みは、口腔内の他の領域にダメージを与えるリスクもあります。例えば、不適切な力を歯に加えることは、歯の損傷や歯周病の発症を引き起こす可能性があります。したがって、噛み合わせの問題は自己診断や自己治療の対象とはならず、適切な医療機関での診察と治療が必要です。

まとめ

噛み合わせの問題は、さまざまな不快な症状や全身的な健康問題を引き起こす可能性があります。

頭痛、肩こり、顎関節症、消化器系の問題など、これらは全て不適切な噛み合わせから派生する可能性があるのです。

そして、重要な点として、噛み合わせの問題は自己解決するものではなく、適切な専門的な治療が必要であることを理解していただけたかと思います。

健康な口元は全身の健康にも寄与します。だからこそ、日常生活の中で何か違和感を感じたら、早めに歯科医師に相談することをお勧めします。

口腔内の状態は全身の健康に直接的な影響を及ぼすため、適切なケアと注意が求められます。噛み合わせに関する知識を身につけることで、より健康な生活を送る一助となれば幸いです。

 

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【大宮いしはた歯科】2024年7月1日
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2024年7月1日(月)より、
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いしはた歯科、久喜総合歯科には県外からの患者さまも多く、今回の大宮での開業は関東・首都圏から東北・信越・北陸からの利便性も良くダイワロネットホテル大宮西口へのご宿泊も喜ばれると思います。

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6月29日30日
歯科内覧会を開催

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大宮いしはた歯科 電話ご予約 : 048-658-9918

大宮いしはた歯科クリニックでは

保険診療にとらわれない、高い技術と総合的な歯科医療を提供できるよう歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、CTレントゲン(MORITA)、歯科における口腔外科的手術(インプラント、親知らずの抜歯等)に対応したオペ室を完備し、患者さまへの治療と健康に寄与したいと考えます。

また、6月29日(土)30日(日)に見学会を兼ねた歯科相談会を予約受付と共に開催します。
いしはた歯科、久喜総合歯科にご来院している患者さまも是非、大宮いしはた歯科クリニック内覧会へお越しください。
※転院を希望される場合は、同じ先生の担当であっても新患扱いになりますのでご了承下さい。

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矯正が必要な悪い噛み合わせの種類を紹介
不正咬合に適した矯正方法とは?

「噛み合わせ」が
正しくないと、
あなた自身の健康に悪影響を及ぼす
可能性があることを
ご存知でしょうか?



不正咬合は、顎関節症や消化器官への負担、さらには虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、発音や会話の難しさ、頭痛や肩こり、口の乾燥や口臭といった日常生活にも影響を及ぼします。
それぞれの不正咬合には特徴があり、それぞれに対応した矯正方法があります。
叢生、上顎前突、開咬、下顎前突、空隙歯列、交叉咬合、過蓋咬合、顎関節症など、不正咬合の種類は多岐に渡ります。
そのため、一人ひとりに合った最適な矯正方法を選ぶことが大切です。この記事では、不正咬合の種類とそれぞれの解決策について解説します。表面矯正、裏側矯正、マウスピース矯正などの矯正方法とそれぞれの特徴、適した不正咬合の種類についても詳しく説明します。
あなたの疑問や不安を解消し、美しい笑顔と健康な生活を手に入れるために、
ぜひ参考にしていただけると幸いです。

目次

1.噛み合わせが悪いことで起きる症状やデメリット
1-2.顎関節症になるリスク
1-3.消化器官へ負担がかかる
1-4.発音がしにくい
1-5.虫歯や歯周病になりやすい
1-6.頭痛や肩こり
1-7.口腔内の乾燥や口臭

2.矯正が必要な悪い噛み合わせとは

2-2.叢生(そうせい)
2-3.上顎前突
2-4.開咬
2-6.空隙歯列
2-7.交叉咬合
2-9.顎関節症

3.噛み合わせが悪い不正咬合に適した矯正方法
3-2.表面矯正
3-3.裏側矯正
3-4.マウスピース矯正

4.まとめ

噛み合わせが悪いことで起きる
症状やデメリット

噛み合わせが悪いことで起きる症状や
デメリットがあります。

  • 顎関節症になるリスク
  • 消化器官へ負担がかかる
  • 発音がしにくい
  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 頭痛や肩こり
  • 口腔内の乾燥や口臭

1つずつ説明していきます。

顎関節症になるリスク

噛み合わせが悪いと、
顎関節症になるリスクが高いです。

噛み合わせが悪いと、上下の顎が正しく動作せず、顎関節に過度な負荷がかかり、顎関節症という症状が生じる可能性があります。顎関節症は、顎の関節部分が痛んだり、開閉に制約が出るなどの症状が現れます。
例えば、噛み合わせが悪いと、顎を開け閉めする動作がスムーズにいかず、顎関節に過度なストレスがかかります。
繰り返されると、関節が痛む、口を大きく開けられなくなる、顎が開け閉めするときに音がするなどの症状が現れます。
したがって、噛み合わせの悪さは顎関節症のリスクを高め、顎の動きに制約をもたらす可能性があります。

消化器官へ負担がかかる

噛み合わせが悪いと、
消化器官に負担をかける
可能性があります。

噛み合わせが悪いと食事の咀嚼が十分に行えず、食物が十分に細かくならないまま飲み込まれます。
すると、胃や腸などの消化器官に過度な負荷がかかり、消化不良を引き起こす可能性があります。
食物を十分に咀嚼できないと、大きな食物の塊が胃に入り、胃酸だけでは食物を十分に分解できません。
消化に時間がかかり、胃痛や胃もたれなどの消化不良の症状が現れることがあります。
したがって、噛み合わせの悪さは消化器官に負担をかけ、消化不良を引き起こす可能性があります。

発音がしにくい

噛み合わせが悪いと、
発音がしにくくなることがあります。

正しい噛み合わせは、舌や唇の動きと連携して、言葉をはっきりと発音するために重要です。
噛み合わせが悪いと、舌の動きが制限され、特定の音を出すのが難しくなることがあります。
例えば、「さ」や「し」、「す」などの音は、舌の先を上顎に軽く触れさせて発音します。しかし、噛み合わせが悪いと舌の位置がずれ、これらの音を正しく発音するのが難しくなる可能性があります。
したがって、噛み合わせの悪さは発音に影響を与え、コミュニケーションを妨げる可能性があります。

虫歯や歯周病になりやすい

噛み合わせが悪いと、
虫歯や歯周病になりやすくなる
可能性があります。

正しい噛み合わせは、食物の残渣を適切に排除し、口腔内を清潔に保つ役割も果たします。
しかし、噛み合わせが悪いと食物の残渣が歯間に残りやすくなり、虫歯や歯周病の原因となるバクテリアの繁殖を助けることになります。歯と歯が正しく接触しない場合、食物の残渣が歯間に残りやすくなります。
長時間放置されると、バクテリアが繁殖し、虫歯や歯周病を引き起こす可能性があります。
したがって、噛み合わせの悪さは口腔内の健康を害し、虫歯や歯周病を引き起こすリスクを高める可能性があります。

頭痛や肩こり

噛み合わせが悪いと、
頭痛や肩こりの
原因になることがあります。

噛み合わせが悪いと顎関節に負荷がかかり、顎関節や咬筋(顎を動かす筋肉)の緊張を引き起こし、頭痛や肩こりを誘発することがあります。例えば、顎を正しく動かせない場合、補正のために顎周囲の筋肉が過度に緊張します。長時間続くと、血行が悪くなり、結果として頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
したがって、噛み合わせの悪さは体全体の健康に影響を及ぼし、頭痛や肩こりなどの症状を引き起こす可能性があります。

口腔内の乾燥や口臭

噛み合わせが悪いと、
口腔内の乾燥や口臭の
原因になり得ます。

正しい噛み合わせは、唾液の分泌を促進し、口腔内を潤す役割を果たします。
しかし、噛み合わせが悪いと、メカニズムが妨げられ、口腔内が乾燥しやすくなります。結果、口臭を引き起こすバクテリアが増えやすくなる可能性があります。唾液は、口腔内のバクテリアを洗い流し、口の中を清潔に保つ重要な役割を果たします。しかし、噛み合わせが悪いと、唾液の分泌が不十分になり、口腔内が乾燥し、口臭の原因となるバクテリアが増えやすくなります。
したがって、噛み合わせの悪さは口腔内の乾燥や口臭を引き起こす可能性があります。社交生活にも影響を及ぼすため、早めに対策を取ることが重要です。

矯正が必要な
悪い噛み合わせの種類とは

矯正が必要な悪い噛み合わせの種類には、
以下があります。

  • 叢生(そうせい)
  • 上顎前突
  • 開咬
  • 下顎前突
  • 空隙歯列
  • 交叉咬合
  • 過蓋咬合
  • 顎関節症

1つずつ説明していきます。

叢生(そうせい)

叢生は、歯が適切に並ばずに
重なり合う状態を指し、
矯正治療が必要となることが多い。

叢生は、口腔内のスペースが不足していることや、歯の成長の問題によって引き起こされます。
ブラッシングが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが増えます。一般的には、歯科医がX線画像を用いて診断し、ブレースやクリアアライナーなどの矯正装置を用いて歯を適切な位置に移動させます。叢生は、見た目の問題だけでなく、口腔衛生の問題を引き起こす可能性があります。

上顎前突

上顎前突は、上の前歯が過度に前方に
突出している状態で、
しばしば矯正治療が必要となります。

上顎前突は、遺伝や習慣(例えば親指を吸う行為)、あるいは顎の骨格の問題によって引き起こされます。
食事時の噛み合わせに問題が生じ、また、前歯が損傷しやすくなる可能性があります。
上顎前突は、適切な噛み合わせを妨げ、外傷のリスクを高める恐れがあります。

開咬(かいこう)

開咬は上下の前歯が接触しない
噛み合わせの状態で、
正しい噛み合わせを保つため矯正治療が必要です。

開咬は長時間の口呼吸や舌の位置異常などの悪習慣により引き起こされることが多いです。
食事や会話に影響を及ぼすことがあります。矯正治療としては、舌の位置を正す訓練やブレースによる歯の移動などが行われます。開咬は日常生活に支障をきたす可能性があるため、早期の対応が望まれます。

下顎前突

下顎前突は下の前歯が上の前歯よりも
前に出ている状態を指し、
適切な噛み合わせを得るためには
矯正治療が必要です。

下顎前突は、下顎骨が大きすぎる、または上顎骨が小さすぎるなど、骨格の問題によって発生します。
口を閉じる際の負担や、前歯の過度な摩耗が起こる可能性があります。矯正治療としては、ブレースや外科手術が行われることがあります。下顎前突は、噛み合わせの問題だけでなく、外見にも影響を与えるため、適切な治療が必要です。

空隙歯列

空隙歯列は、歯と歯の間に空間が
存在する状態を指し、
見た目や噛み合わせの問題を
解消するため矯正治療が必要です。

空隙歯列は、歯の抜け落ち、歯の大きさと顎の大きさの不一致、または舌の癖などにより発生します。
食べ物が歯間に詰まりやすくなり、虫歯の原因となる可能性があります。矯正治療としては、ブレースやインプラント、ブリッジなどが選択肢となります。
空隙歯列は見た目の問題だけでなく、口腔衛生の問題を引き起こす可能性があるため、適切な矯正治療が推奨されます。

過蓋咬合

過蓋咬合は上の前歯が下の前歯を
過度に覆っている状態を指し、
適切な噛み合わせを得るためには
矯正治療が必要となります。

過蓋咬合は一般的には下顎の成長不足や上顎の過成長によって引き起こされます。
噛む力が正しく分散されず、前歯に過度な負担がかかり、歯の摩耗や損傷のリスクがあります。
矯正治療としては、ブレースや外科手術が行われることがあります。過蓋咬合は歯の損傷や、顎関節症のリスクを増加させるため、適切な矯正治療が必要とされます。

顎関節症

顎関節症は顎の関節部分に
痛みや不快感を引き起こす状態で、
噛み合わせの問題が原因となることもあります。
そのため、症状の改善のためには矯正治療が必要となります。

顎関節症は顎の関節部分が正常に動かないことで発生します。
噛み合わせの問題、歯ぎしり、顎の負傷などにより引き起こされます。この症状は、痛みや口の開閉に制限をもたらし、食事や会話に影響を及ぼす可能性があります。矯正治療では、噛み合わせの改善を目指します。ブレースの使用や顎の位置を調整する手術が含まれることがあります。顎関節症は日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。

噛み合わせが悪い
不正咬合に適した矯正方法

噛み合わせが悪い不正咬合に適した矯正方法を
3つ紹介します。

  • 表面矯正
  • 裏側矯正
  • マウスピース矯正

表面矯正

  1. 表面矯正は、矯正装置を歯の表面に取り付けて行う一般的な方法で、
    中度から重度の不正咬合に対して有効です。
    表面矯正は、歯を具体的に移動させる力をかけることが可能であり、力の調整も細かく行えます。
    そのため、複雑な矯正が必要な場合や大きな歯の移動が必要な場合には、表面矯正が適しています。例えば、叢生や交叉咬合など、大きな移動が必要な場合や、複数の歯を同時に動かす必要がある場合には、表面矯正が一般的に行われます。表面矯正は、力の調整が可能であるため、矯正が複雑な不正咬合の治療に適しています。ただ
  2. 裏側矯正

    1. 裏側矯正は、矯正装置を歯の裏側に取り付けて行う方法で、
      見た目に配慮しながら矯正を行いたい方に適しています。
      裏側矯正は矯正装置が目立たないため、見た目を気にする大人の方や、人前で話す機会が多い方に適しています。
      しかし、取り扱いが難しく、初期の違和感や発音の問題があるため、対応できる意識が必要です。裏側矯正は、矯正装置が口の裏側に取り付けられ、矯正力が強いため、重度の不正咬合の治療に適しています。例えば、重度の開咬や交叉咬合など、表面矯正やマウスピース矯正では対応が難しいケースでも、裏側矯正ならば十分な矯正効果を期待できます。
      ただし、裏側矯正は表面矯正に比べて費用が高くなる場合が多いです。
    2. マウスピース矯正

      1. マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して行う矯正法で、
        軽度から中程度の不正咬合に対して効果的で、見た目にも影響が少ないです。
        マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用するため、見た目に影響が少なく、人前でも違和感なく使用できます。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際にも不便がありません。しかし、矯正力が弱いため、重度の不正咬合には対応が難しい場合があります。例えば、軽度の叢生や上顎前突など、軽度から中程度の不正咬合に対しては、マウスピース矯正が効果的です。また、見た目を気にする方や、食事や歯磨きの際に装置を取り外したい方にも適しています。マウスピース矯正は、見た目に影響が少なく、軽度から中程度の不正咬合に対して効果的です。ただし、重度の不正咬合には対応が難しくなります。
      2. まとめ



        「噛み合わせ」は口の健康、さらには全身の健康に大きく影響します。
        不正咬合、つまり噛み合わせが悪いと、顎関節症のリスクが高まり、消化器官への負担が増し、発音が難しくなる可能性があります。また、虫歯や歯周病のリスクが上昇し、頭痛や肩こり、口腔内の乾燥や口臭の原因にもなり得ます。

        不正咬合には叢生、上顎前突、開咬、下顎前突、空隙歯列、交叉咬合、過蓋咬合、顎関節症などがあります。
        これらの問題は矯正治療により改善可能です。矯正方法には表面矯正、裏側矯正、マウスピース矯正などがあり、それぞれ症状や患者のライフスタイルに応じて最適なものが選ばれます。

        健康的な噛み合わせのために、定期的なデンタルチェックと必要なら矯正治療を行うことが重要です。

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