ブルーラジカル
ブルーラジカルとは

「ブルーラジカル」とは世界で初めて治験により効果があると認められた歯周病治療です。
「ブルーラジカル」は中〜重度歯周病をターゲットとした非外科処置の治療法です。
厚生労働省の医療機器認定において、その定義、使用目的に歯周炎・歯周病治療・歯周ポケットの殺菌・スケーリングと明記された初めての歯周病治療機器です。
また、治験によりその安全性も確認されており、人体に影響を与えないことが証明されています。
ブルーラジカルの仕組み
- ブルーラジカル治療の原理は、3%過酸化水素水に青色の405nmのレーザーを当てることで、過酸化水素を分解し、フリーラジカルを生成します。
これらのフリーラジカルは非常に強い酸化力を持ち、歯周病を引き起こす細菌を破壊します。加えて、超音波振動が搭載されており、物理的に歯石や歯垢(プラーク)を除去する効果も兼ね備えています。
重度歯周病の進行を抑える
『ブルーラジカル治療』
歯周病とは
- 日本人成人の約8割が罹患している歯周病。初期症状は現れにくく、静かに進行していきます。
歯周病が進行すると、歯を支えている歯肉や歯根膜、歯槽骨などに炎症を起こします。そのため歯がぐらつき、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまいます。
最近の研究では、歯周病によって誤嚥性肺炎や糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症などの重篤な病気を誘発、悪化させることもわかっています。
従来の治療と
ブルーラジカル治療の比較

引用元:Luke株式会社(https://luke-br.com/)
このような方はぜひご相談ください
- 歯茎から膿が出る方
- 口臭が気になる方
- 歯肉の腫れが気になる方、歯肉が痛い方
- 歯がぐらぐらしている方
- 歯茎が下がっている方
- 歯茎から出血がある方
- 外科治療ができない方、外科手術をしたがイマイチ効果が実感できない方
ブルーラジカル治療を
お断りするケース
ブルーラジカル治療は、次のように治療をご案内できない方がいらっしゃいます。また当クリニックは歯周病の管理がされていない方、初診時の方のブルーラジカル治療のみはお受け致しませんのでご理解ください。
ブルーラジカルをお案内できない方
- ペースメーカーを使われている方
- 光線過敏症の方
- 無カタラーゼ症の方
- 麻酔ができない方
- 妊娠またはその疑いがある女性
その他お断りする可能性が高い方
- 喫煙者(電子タバコを含む)
- 疼痛を伴う急性症状を有する患者
- 骨粗鬆症治療葉BP系製剤服用者
- 途中で通院ができなくなる可能性がある方
ブルーラジカル治療の
メリット・デメリット

ブルーラジカル治療のメリット
- 強力な殺菌作用 「ブルーラジカル P0-1」を用いると、従来の治療法では届かなかった歯周ポケットの深部までレーザー照射することが可能で歯周病の原因菌を99.99%殺菌できるため、より高精度かつ効率的に殺菌します。
- 治療中の痛みを軽減 従来の外科的処置による歯周病治療は、歯肉の切開が生じるため術後に痛みや腫れが生じてしまいます。ですが、ブルーラジカルによる治療は、メスを使わない「非外科的処置」ですので、術後の痛みや腫れを緩和させることができます。
- 短時間で効果的な治療 外科処置の場合、ご来院から手術後まで1時間以上の時間を要します。一方、ブルーラジカルの照射時間は、1歯に対しおよそ3〜7分程度です。広範囲に照射しても1時間もかかりませんので、忙しい方でも気軽に受けていただけます。
- 歯石、プラークの除去 超音波振動により、物理的に歯石やプラークを効果的に除去できる点も大きなメリットです。
- 副作用やトラブルの
リスクが少ない ラジカル殺菌は細菌のみに作用し、人体への影響がほとんどありません。薬剤の副作用やトラブルリスクが低いことも特徴です。
ブルーラジカル治療のデメリット
- 適用範囲が制限される ブルーラジカルによる治療は、中程度〜重度歯周病が適用の対象となります。軽度の歯周病、治療範囲は過剰な治療となる可能性があります。
(軽度の場合は、従来の治療法でも十分な効果が期待できます。) - 自費診療の扱いとなる 最先端の技術を使用したブルーラジカルによる非外科的歯周病治療は、自費診療の扱いとなるため、保険適用の治療法に比べて費用が高額になります。
初めて
ブルーラジカル治療を
ご希望される
患者様ヘ

ブルーラジカル治療を希望される場合は、受付時にその旨をお伝えください。ブルーラジカル治療 (保険適用外)は、高度な技術と緻密な治療計画が必要なため、初回のご来院時に即座に治療を開始することはできません。当院では、まず患者様のお悩みを丁寧にお伺いし、その後、歯周病の状態を正確に診断するための精密な検査を行います。検査結果に基づき、最適な治療計画や費用の詳細についてご案内いたします。
ブルーラジカル治療に関するご説明
ブルーラジカル治療に関する注意点などは下記の通りです。詳しくは診察時に、歯科医師よりご説明いたします。
- 治療本数・時間・回数は、歯の状態や重症度で異なります。
- ブルーラジカル治療は、過酸化水素水を使用した処置のため、一時的に歯茎が白くなることがありますが、1〜2日程度で元の状態に戻ります。
- ブルーラジカル治療は歯周ポケット内の無菌化を目指しますが、口腔衛生が不十分だと再感染し、効果が継続しないことがあります。また、治療は歯周病の進行を抑制するものであり、失われた歯周組織の再生はできません。歯周病は完治しないため、継続的なセルフケアと衛生管理が重要です。
- 毎日、毎食後正しい磨き方で歯磨きをしないと必ず良い結果になりません。当クリニックの歯磨きの規定に達することができない方はお受けできません。PCRを10%〜20%になるようにお願いいたします。
- ブルーラジカル治療が奏効しなかった場合、再度ブルーラジカル治療を行うことも可能です。
- ブルーラジカル治療後に痛みや、不快感が出現する場合もあります。その場合は追加の処置をご案内いたします。
お電話でのご質問は承っておりませんので、ご不明な点につきましてはご予約後、来医院時にお尋ねください。
※当クリニックは歯周病の管理がされていない方へのブルーラジカルのみの治療はお受けいたしません。ブルーラジカルは口腔清掃状態を良好に保つことができないと結果がコミットしませんので、良くなるための清掃方法と毎食後の口腔清掃の習慣を協力できる方のみ対象となります。
ブルーラジカル治療
の料金

※価格は全て税込み表示です。
1〜4本 | 16,500円/1本 |
---|---|
5〜7本 | 82,500円 |
8〜10本 | 132,000円 |
11〜14本 | 176,000円 |